2013年、フランスのオランド大統領(H.E. Mr. Francois Hollande, President of the French Republic)とパートナーのヴァレリー・トリエルヴェレール女史(Ms. Valerie Trierweiler)が国賓として来日し、天皇皇后両陛下が宮中晩餐をお催しになりました。
その際に振る舞われたワインは下記のとおりでした。
なお、 2005年のシラク大統領来日時の宮中午餐会で振る舞われたワインについては、こちら をご覧ください。
このブログでもおなじみ、宮中晩餐会の乾杯酒といえば「ドン・ペリニヨン」です。
ドンペリは、限られた作柄の良い年のブドウのみを使用して造られ、老舗のメゾンのモエ・エ・シャンドン社の管理の 行き届いたカーヴ(地下蔵)で7年程度の熟成を経たものであり、名実ともに最高級のシャンパンです。
宮中晩餐会で供されたドン・ペリニヨンは、1998年製でなかなか入手も難しいですが、お手頃価格のドン・ペリニヨンも販売されていますので、下記のリンクからお好きなドン・ペリニヨンをお選びになってみてはいかがでしょうか。
「モンラッシェ」の中でも、畑の属する地区によって、ピュリニー・モンラッシェやサッサーニュ・モンラッシェに分かれています。さらにその中にも区分があります。宮中晩餐会で供されたモンラッシェがどのモンラッシェだったのかは分かりません。
宮中晩餐会で供されたモンラッシェ・グラン・クリュは、1988年製でなかなか入手も難しいですが、もう少しお手頃価格のモンラッシェ・グラン・クリュも販売されていますので、下記のリンクからお好きなモンラッシェ・グラン・クリュをお選びになってみてはいかがでしょうか。
シャトー・ラフィット・ロートシルトは、フランス・メドック地区ポーイヤック村にある著名なボルドーワインのシャトーで、そこで生産される赤ワインを指します。現在メドックに4つある第1級格付けワインの中で、シャトー・ラフィット・ロートシルトはしばしばその筆頭に挙げられています。
宮中晩餐会で供されたシャトー・ラフィット・ロートシルトは、1990年製でなかなか入手も難しいですが、お手頃価格のシャトー・ラフィット・ロートシルトも販売されていますので、下記のリンクからお好きなシャトー・ラフィット・ロートシルトをお選びになってみてはいかがでしょうか。
大統領のパートナーとしてこの宮中晩餐会に出席したトリルベレール女史は、2014年に出版した自著「Merci pour ce moment(いまの時に有り難う)」において、「最も思い出に残る国賓訪問」として、この宮中晩餐会を挙げており、次のように記しています。
「天皇、皇后両陛下主催の晩さん会は、いまでも忘れがたい、魂を奪われるような最高の記憶として残っている。北フランス出身の貧しい私のような小娘が、皇后から『ミチコと呼んでください。私もファーストネームで呼ばせていただいていいですか』と言われようとは。私は『皇后さまとお呼びするしか失礼でできません』と言いました。皇后さまは私の立場を理解してくださいました」
宮中晩餐会の実際の様子はなかなか知ることはできませんが、主賓として招かれたトリルベレール女史が「魂を奪われるような最高の記憶」と記すほど、天皇皇后両陛下が真心を込めて素晴らしいおもてなしされていることがわかります。
この宮中晩餐会で振る舞われた最高クラスのワインを、大切な人への贈り物や記念日などに是非お選びになってみてはいかがでしょうか。