令和5年(2023年)3月16日、来日中の尹錫悦(ユンソンニョル)韓国大統領を歓迎する岸田総理夫妻主催の夕食会が催されました。
夕食会は、東京・銀座の老舗日本料理店「吉澤」で行われ、金建希(キムゴンヒ)夫人も出席し、松阪牛のすき焼きに舌鼓を打ちました。その際、岸田総理の地元である広島の「賀茂鶴」も振る舞われたそうです。
記事の写真を見る限り、テーブルに置かれているのは「賀茂鶴酒造 大吟醸 双鶴(720ml)」だと見られます。このお酒は、精米歩合32%まで磨き、賀茂鶴秘伝の技を駆使して寒中に慈しみを持って手造りで醸された大吟醸酒で、香り高く、すっきりしたのど越しの中にもふくよかな味わいがあります。
その後、両首脳は、老舗洋食店「煉瓦亭(れんがてい)」に移動し、異例の二次会が行われたとのこと。オムライスなどを食べながら、日本の「ヱビスビール」や韓国の「眞露(JINRO)」を楽しんだようです。
今回の首脳接待は、尹大統領が銀座を見て回りたいと希望していることから銀座の街中で行われるという異例のスタイルとなりましたが、日本の豊かな外食産業を活用し、外国のお客さまにリラックスして楽しんでいただくというのも良いのかもしれませんね。
韓国大統領が単独で訪日するのは実に12年ぶりのことでした。今回の貴重な日韓の友好の機会を演出したお酒の数々を是非楽しまれてみてはいかがでしょうか。