今回も、前回（白ワイン）・前々回（スパークリングワイン）に引き続き、2016年に三重県で開催された「伊勢志摩サミット」で振舞われた「日本ワイン」（国産ブドウ100％を使用して国内製造されたワイン）をご紹介していきます。今回は、赤ワインを一斉にご紹介します。
「ルバイヤート プティヴェルド」は、初日のワーキング・ランチで供されました。プティヴェルドはフランスでは補助品種として知られていますが、山梨の気候風土にとても良く合い、存在感のある個性豊かなワインができます。豊かな果実感が新樽の華やかな香りと相まって、いきいきとしたアタックの強いなワインに仕上がっています。
メルシャン シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤードオムニス
「メルシャン シャトー・メルシャン マリコ・ヴィンヤードオムニス」は、初日のワーキング・ディナーで供されました。
メルシャンは日本最高品質のワイン造りを目指すべく、長野県上田市丸子地区にて2003年より自社管理畑「椀子(マリコ)ヴィンヤード」を展開し、ブドウの栽培を開始してきました。
「マリコ」という名前は、6世紀後半にこの一帯が欽明天皇の皇子「椀子（まりこ）皇子」の領地であったという伝説に由来しています。
「オムニス」とはラテン語で「全て」を意味し、椀子(マリコ)ヴィンヤードのポテンシャルを最大限表現すべく、シャトー・メルシャンのワインメーカーが厳しく選抜したキュヴェ（樽詰めされたワインのこと）のみで造られています。
日本ワインならではの調和の取れた上品な味わいと、椀子(マリコ)ヴィンヤード産のブドウが持つ力強さを兼ね備えたワインです。
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朝日町ワイン 朝日町マイスターセレクション バレルセレクション
「朝日町ワイン 朝日町マイスターセレクション バレルセレクション」は、2日目のワーキング・ランチで供されました。
山形県産のマスカットベリーＡ種とブラッククイーン種、カベルネソーヴィニヨン種を原材料とし、フランス産ワイン樽で樽熟成し、120樽（バレル）以上の中から厳選したワインを、無濾過・非加熱にてビン詰めしています。芳醇で果実味のあるふくよかな赤ワインです。2014年には、日本ワインコンクールで金賞を受賞しています。
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サッポロビール グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢－ＡＹＡ－
「サッポロビール グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢－ＡＹＡ－」は、伊勢志摩サミット開催期間中に供されました。
使われているブドウは、山梨県産のマスカットベーリーＡを主体とし、いちごや赤い果実の華やかな香りと上品な酸味、程よい熟成感とタンニンの絶妙なバランスが魅力です。そして、お値段も安いので、是非お気軽にご賞味いただきたい日本ワインです。
