宮中晩餐会では、フランス料理が供されることから、基本的にワインが振る舞われますが、宮中の行事では、日本酒も多く振る舞われています。
いずれも最高級の日本酒であり、特別な日や大切な人への贈り物に、是非お選びになってはいかがでしょうか。
日本盛の銘酒「惣花」は、明治32年に「皇室御用酒」となり、昭和34年の現在の天皇陛下のご成婚の際の祝い酒としても用いられました。
「惣花」は、「幻の酒」と言われ、それほど多く生産されていません。
特別な製法で造られており、通常の純米吟醸酒が60%の精米歩合のところ、惣花は贅沢にも55%まで酒造好適米とされる、丹波の山田錦を削って造られています。
さらに特別な惣花酵母を使用し、10度くらいの低温の環境で3段仕込みをしています。
丹念に造り上げられたまろやかな味わいときれいなごく味、高級品の風情を楽しめる、最高級の日本酒といえるでしょう。
毎年、東京の赤坂御苑において天皇皇后両陛下主催で催される「春の園遊会」で振る舞われるお酒です。
最高の酒米、兵庫県吉川産「山田錦」を100%使用し、精米歩合35%に磨き上げ、「山田錦」の純粋な旨味を最大限引き出した、洗米から瓶詰めまですべて手作りの「純米大吟醸」です。 山田錦の特徴であるきれいでやさしい米の旨味を最大限に表現し、フルーティーで華やかな香りと絶妙のバランスで調和した、品格と華やかさの両方をあわせ持つ自然な味わいそのままの純米大吟醸です。
毎年、東京の赤坂御苑において天皇皇后両陛下主催で催される「秋の園遊会」で振る舞われるお酒です。
「山田錦」を100%使用。その品質は酒米の最高峰といわれています。選りすぐりの山田錦ならではの大粒の心白米が独特の心地よい香味とコクを醸し出します。 灘の名水「宮水」と丹波杜氏「秘伝の技」により創られた、本流辛口を極め続ける菊正宗を代表する日本酒といえます。 旨みとコクが凝縮して飲みごたえがありながら、スパッとキレの良い辛口の特別純米酒です。