【結婚披露宴】紀宮さま（黒田清子さん）

2005年11月15日、天皇皇后両陛下の長女・紀宮さまが、東京都職員の黒田慶樹さんと結婚され、帝国ホテルで披露宴が行われました。
懇談の時間を確保するため、料理は前菜、主菜、デザートという軽めのコースとされましたが、もちろんワインは一流のものが添えられました。

【シャンパン】ドン・ペリニヨン

乾杯の場面は映像で報道されたことから、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。宮中晩餐会の乾杯酒としても定番である「ドン・ペリニヨン」が供されました。

シャンパンの中でも特に熟成年数の長い「ヴィンテージ・シャンパン」に属し、一番下のランクでも8年程度の熟成を行います。また基本的に「ブドウの出来が良い年のみ仕込みを行う」ため、年によっては製造を行わない場合もあるそうです。

お求めやすいものなら、1本1万数千円で手に入りますので、下記のリンクから、お好きなドン・ペリニヨンをお探しになってみてはいかがでしょうか。

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【赤ワイン】レ・ザムルーズ

主菜の仔羊の料理には、紀宮さまのご希望で、ブルゴーニュ地方のコート・ド・ニュイ地区シャンボール・ミュジニー村の「レ・ザムルーズ」が供されました。
「レ・ザムルーズ」は、直訳すれば「恋する乙女たち」という意味なのだそうです。そんなロマンチックな名前を持つ畑ですが、まるで若い恋人たちのように雨でぬかるんだ土が長靴にくっついて離れない様子に由来するとの説もあります。

石灰分を豊富に含む土壌から生み出されるエレガントな味わいをご堪能下さい。 

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特別な日や大切な人への贈り物に、是非これらの由緒あるワインをお選びになってはいかがでしょうか。特に結婚のお祝いには、紀宮さまの結婚披露宴を彩った「レ・ザムルーズ」を贈られると、きっと喜ばれることでしょう。

【天皇陛下の差し入れ】組閣のお祝い

新しい内閣が発足する際、皇居では認証式が行われます。
その際、天皇陛下から閣僚へ、祝い酒としてシャンパン「ドン・ペリニヨン」が振る舞われます。

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「ドン・ペリニヨン」は、このブログでもたびたびご紹介しているように、宮中晩餐会の乾杯酒として必ず用いられるシャンパンで、高級シャンパンの定番です。
シャンパンの中でも特に熟成年数の長い「ヴィンテージ・シャンパン」に属し、一番下のランクでも8年程度の熟成を行います。また基本的に「ブドウの出来が良い年のみ仕込みを行う」ため、年によっては製造を行わない場合もあるそうです。

最近では、このようなニュースで、組閣の際に天皇陛下から「ドン・ペリニヨン」が振る舞われることが紹介されました。

江崎大臣が飲酒で安倍晋三首相から注意された（2017年８月８日文春オンライン）

www.excite.co.jp

大切な人へのお酒の差し入れは、何を選べばよいか迷うことも多いかと思います。あまりにも希少で高価なものを贈っても、相手にその価値を理解してもらえないこともあるかもしれません。しかし、高級シャンパンとして知名度抜群の「ドン・ペリニヨン」をお贈りすれば、相手に喜んでいただけることは間違いないでしょう。
天皇陛下も「差し入れ」にお使いになる「ドン・ペリニヨン」です。是非、贈りものにお選びになってみてはいかがでしょうか。

hb.afl.rakuten.co.jp

【タイ】プミポン国王在位60年記念晩餐会

2006年6月13日、タイのプミポン国王在位60年記念晩餐会が開かれました。
25カ国のロイヤルファミリーが一堂に会した晩餐会で、日本からは天皇皇后両陛下がご臨席になりました。
料理を担当したのはバンコクの最高級ホテル「ジ・オリエンタル・バンコク」のノルベルト・コストナー総料理長で、まさに世界のロイヤルたちをもてなすにふさわしい最高級の宴となりました。

その晩餐会で供されたワインは次のとおりです。

【食前酒（シェリー）】ティオペペ

現在世界で最も有名なシェリー・メーカーであるゴンザレス・ビアス社が製造するシェリーです。黄金色に輝く澄んだ辛口、独特の香りが食欲を誘います。シャープな中にも繊細な香りがし、ライトでドライな風味。ナッツのような香りのすっきりとした辛口です。

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【シャンパン】マム

世界最高峰の自動車レースF1の表彰台でのシャンパン・ファイトに使用されるF1公式シャンパンとして知られています。フレッシュな香りと力強さが印象的なシャンパンです。

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【白ワイン】パヴィヨン・ブラン（2003年）

 第1級格付けの「シャトー・マルゴー」が製造する白ワイン。ソーヴィニヨン・ブラン100％で仕立てられ、きりっとした酸味と際立った凝縮感があります。その希少性から全般的に高価ですが、2万円台で手に入るものもあります。下記のリンクからお好きなパヴィヨン・ブランをお探しになってみてはいかがでしょうか。

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【赤ワイン】シャトー・コスデストゥルネル（1998年）

実際の晩餐会に用いられたのは1998年製のシャトー・コスデストゥルネルですが、手に入るものとして、上記のリンクは1993年製をご紹介しています。ほかにも、より新しい製造年度のシャトー・コスデストゥルネルは、よりお手頃な価格で手に入りますので、下記のリンクからお好きなシャトー・コスデストゥルネルをお探しになってみてはいかがでしょうか。

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白ワインと赤ワインは、やはり高価な品々ですが、シェリーの「ティオペペ」や、シャンパンの「マム」などは、廉価で手に取りやすいのではないかと思います。特別な日や大切な人への贈り物に、世界のロイヤルたちが口にした晴れのお酒をお選びになってはいかがでしょうか。

【宮中晩餐会】ブータン国王に供されたワイン

2011年、ブータン国王王妃両陛下が国賓として来日されました。
東日本大震災発災後初めての国賓の来日でもあり、若い国王と王妃の来日は、当時の日本で大きな注目を集めました。
そのお二人を歓迎する宮中晩餐会で供されたワインは次のとおりです。

【シャンパン】モエ・エ・シャンドン・ドン・ペリニョン（1996年）

 大変知名度の高い、1743年創業のモエ・エ・シャンドン社のシャンパン「ドン・ペリニヨン」は、毎回の宮中晩餐会で乾杯酒として供されています。ブータン国王同妃両陛下を歓迎する宮中晩餐会で供されたドン・ペリニヨンは1996年製で、希少なため大変高額ですが、手頃な価格で購入できるものも販売されていますので、下記のリンクからお好きなドン・ペリニヨンをお探しになってみてはいかがでしょうか。

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【白ワイン】シャブリ　グラン・クリュ　ヴォーデジール（1997年）

ブータン国王同妃両陛下を歓迎する宮中晩餐会で供された1997年製のシャブリ・グラン・クリュ・ヴォーデジールは、残念ながら購入が極めて困難ですが、その他の製造年度のシャブリ・グラン・クリュ・ヴォーデジールは、より手頃な価格で購入できますので、下記のリンクからお好きなシャブリ・グラン・クリュ・ヴォーデジールをお探しになってみてはいかがでしょうか。

ちなみに、「ヴォーデジール」とは、「あなたの夢」という意味だそうです。フレッシュな夢のような味わいをお楽しみください。

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【赤ワイン】シャトー・ラフィット・ロートシルト（1989年）

シャトー・ラフィット・ロートシルトは、格付け第一級の認定を得ており、赤ワインの中で最高級の品質と味わいを誇ります。ブータン国王同妃両陛下を歓迎する宮中晩餐会で供されたシャトー・ラフィット・ロートシルトは1989年製で、希少なため大変高額ですが、より手頃な価格で購入できるものも販売されていますので、下記のリンクからお好きなシャトー・ラフィット・ロートシルトをお探しになってみてはいかがでしょうか。なお、第1級の名声に達しないと判断されたワインはセカンドラベルの「カリュアド・ド・ラフィット」として出荷されます。「シャトー・ラフィット・ロートシルト」があまりにも高価で手が届かないという方は、「カリュアド・ド・ラフィット」で、それに近い美味しさを堪能していただくことをお勧めします。

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いずれも最高級のワインです。相手国の重要度や大小に関わりなく、常に公平に心を込めておもてなしになる日本の皇室のなさりようが表れているともいえるでしょう。
特別な日や大切な人への贈り物に、是非これらのワインをお選びになってはいかがでしょうか。

【宮中饗宴】昭和天皇の即位の礼

今回は、少し時代をさかのぼり、昭和初期の宮中の晴れの宴席で振る舞われていたワインのご紹介です。
1928年、昭和天皇の即位の礼が行われましたが、その際に行われた饗宴で振る舞われたワインは、下記のとおりです。

【シャンパン】ポメリー・エ・グレノ

「ポメリー」は、1874年に辛口シャンパン（ブリュット）を世界で初めて製造した革新的なシャンパーニュメゾンです。

メジャーなシャンパンの中でも、比較的手頃な価格設定ながら、その安定した高い品質は、世界中で愛されています。

ロゼなども販売されていますので、下記のリンクからお好きなポメリーのシャンパンをお探しになってみてはいかがでしょうか。

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【白ワイン】シャトー・ディケム（1914年）

「シャトー・ディケム」は、世界最高の極甘口白ワインである貴腐ワインの生産者として知られています。
1855年パリの万国博覧会の際、ジロンド県産白ワイン部門の格付けで、これを凌ぐものはない最高級品ということで唯一「特別1級」に指定されています。
よいヴィンテージのものは熟成に20年以上かかるとされ、100年以上経っても、その輝きは失われないといわれています。

残念ながら、1914年製のシャトー・ディケムを手に入れるのは極めて困難ですが、他の製造年度のシャトー・ディケムはいくつも販売されていますので、下記のリンクからお好きなシャトー・ディケムの白ワインをお探しになってみてはいかがでしょうか。

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【赤ワイン】シャトー・オー・ブリオン（1900年）

「シャトー・オー・ブリオン」は、パリ万国博覧会開催に際し行われた1855年のボルドーワインの格付けで、第1級（ Premier Grand Cru ）に位置付けられ、他の3本がメドック産であった中、唯一のグラーヴ産第1級ワインとなったことで知られています。19世紀、シャトー・オー・ブリオンの価格は、他のどのボルドーワインよりも常に高価であったと伝えられています。全般的に高価ですが、少しでも安く手に入れるためにも、下記のリンクからお好きなシャトー・オー・ブリオンの赤ワインをお探しになってみてはいかがでしょうか。

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【コニャック】グランド・シャンパーニュ（1848年）

昭和天皇のご大礼で振舞われたコニャックは、グランド・シャンパーニュ地域の葡萄だけを用いたコニャックだったようです。
そもそも「コニャック」とは、フランスのコニャック地区の法定地域内で造られるブランデーのことを指します。
この地区は6つの等級に分けられており、上級から順に、グランド・シャンパーニュ、プティット・シャンパーニュ、ボルドリー、フォンボア、ボンボア、ボアオルディネールという名前が付けられています。
この中で「グランド・シャンパーニュ」は、コニャックのブランデー用葡萄の取れる最良の産地と言われており、生産量は少なく、非常に高品質で地元フランスでも高い評価を受けています。

昭和天皇のご大礼という、歴史の中の出来事で振舞われたワインは、さすがに１世紀以上前に生産されたワインが中心であるため、そのワインそのものを手に入れることは大変困難ですが、同じ銘柄のワインをより手頃な価格で楽しむことは可能です。
特別な日や大切な人への贈り物に、是非これらの由緒あるワインをお選びになってはいかがでしょうか。